ルール

現代世界を舞台に、超人や異種族になって事件解決！　それが現代伝奇RPG　幻想探索録です。

プレイヤーはダイスを使って様々な行動の成否を決定します。

行動を決定する際には、キャラクターの能力値に2d6(2つの六面ダイス)の出目を加えた合計が達成値となり、これがゲームマスター(GM)が設定した目標値を超えれば行動成功となります。

例えば、キャラクターが何かを探す行動を取る場合、

そのキャラクターの「技」能力値に2d6を加えた数値が、GMが定めた目標値以上であれば、見つける事ができます。

ダイスの出目が全て6ならば、目標値に達しなくても成功となりますが、

逆に全て1ならば、どんなに高い能力値を持っていても失敗となります。

対抗行動では、例えば腕相撲で競う場合、両者が行動判定を行い、より高い達成値を出した方が勝利します。

同じ達成値の場合は、能動的に行動した方が勝利となります。

キャラクターは戦闘や冒険を通じて経験を積み、経験点を使って能力値を上げたり新しい特技を取得する事で成長します。

戦闘では、技+1d6で行動順を決め、攻撃側は能力値を使って攻撃力を決定し、防御側は同じ能力値で防御力を決定します。

攻撃力が防御力を上回った分がダメージとなり、HPから差し引かれます。HPが0になると行動不能になります。

まず、プレイヤーは自分のキャラクターのメインレイスを選択します。

これは、キャラクターの本質的な種族となります。

メインレイスにはそれぞれ基本能力値が設定されており、これがキャラクターの出発点となります。

次に、キャラクターの補助的な種族である、サブレイスを選びます。

サブレイスによって、メインレイスの基本能力値に修正値が加えられ、キャラクターの特徴がさらに形作られます。

能力値は「心」「技」「体」という3つのカテゴリーに分けられ、それぞれがキャラクターの身体的、精神的な特性を表します。

「心」は知識や魔法の力を、「技」は素早さや巧みさを、「体」は戦闘能力や身体の強さを示します。

プレイヤーはメインレイスとサブレイスを選んだ後、ボーナスポイントを1点得て、これを好きな能力値に割り振る事ができます。

これにより、プレイヤーは自分のキャラクターにさらなる個性を与える事ができます。

キャラクターの特技も選択します。

特技はキャラクターの特殊能力を表し、冒険中に役立つ様々な行動を可能にします。

プレイヤーはメインレイスの特技を1つ取得し、リストから特技を3つ選び、キャラクターは合計で4つの特技を取得します。

特技には常備特技と消費特技があり、常備特技は何度でも使用できますが、消費特技はシナリオ中に1回しか使用できません。

また、同じ特技は4つまでしか取得できません。

最後に、キャラクターの所持金とアイテムを決定します。

各キャラクターは初期所持金として50000円を持ち、これを使って装備品や必要なアイテムを購入します。

また、キャラクターは基本的に20点のHPを持ち、これがキャラクターの生命力や耐久力となります。

プレイヤーは冒険を通じて経験を積み、その経験は経験点として蓄積されます。

この経験点を使って、キャラクターを成長させる事ができます。

具体的には、経験点を消費して能力値を上げたり、新しい特技を取得したりします。

能力値を上昇させるには、以下のようなルールがあります。

能力値が5点に達するまでは、1点上げるのに10点の経験点が必要ですが、

能力値が5点を超えると、1点上げるのに15点の経験点が必要になります。

能力値の上限は10点です。

特技の習得には、新しい特技1つにつき10点の経験点を消費します。ただし、同じ特技は4つまでしか取得できません。

また、キャラクターのHPを1点増やすには、10点の経験点が必要です。最大HPは30点まで増やす事ができます。